私の愉しみと内緒のお話し

21歳の頃私は京浜東北線で通勤していました

大井町から新橋まで

新橋から虎ノ門までは地下鉄だったり歩いたり

新橋から虎ノ門の会社に歩く途中にマックがあって

早めに出た時は朝マックをしたりとしている普通のOLでした

まあ夜ピンサロでバイトしてて普通のOLもないものですが

この時は風俗に足を突っ込んではおらず、まっさらでして

初めて痴漢にあった時は本当にビックリしたものです

就職するまで痴漢にあったことはありませんでした

そもそも就職するまで満員電車に乗った事もありませんでしたけど

就職して東京の人ごみの中

こんな電車にまだ人が入るの？ってくらい人でいっぱいに見えるのに

乗れば意外に入れるのに驚いたのも覚えています。

大体毎日電車に乗るのは7時20分前後

いつも決まった車両から入ってその入り口のすぐそばに手すりを持って立っていることがほとんどでした

理由はというと

奥に行ったら新橋で降りられるのか自信がないというのと

身長が153センチという小柄な私が吊革につかまるには両腕をピンと伸ばさなければならず

それが窮屈だったということもありました

その数ヶ月後には何も持っていなくても両足でうまくバランスをとれるようになりましたが

その頃はまだ無理でした

通勤2日目くらいから痴漢にあっていたと思います。

帰りでは殆どなく朝が多かったです。

会社では制服だったので普段着で通勤していましたが

特に胸の空いた服を着たりはしていなかったし

普通の恰好だったと思います

ただ私がいつも揶揄される対象に

胸の大きい事がありました

今は同じGカップでも形も崩れてフニャフニャで寄せて上げないとダメですが（笑）

あの頃はよく

「オッパイでっけぇなあ～」

と言われたり

↑面と向かって言われたのは会社の女の先輩ですが（笑）

学生時代も

「メロンみたい」とか「ハンドボールみたい」

などと同級生や先輩後輩から感心されたり触られたり揉まれたりしたものです

女同士での軽口なら笑って済ませられる事の範囲でしたが

私は自分の胸が嫌で嫌でたまりませんでしたし

極力胸を強調しない服装を選んでいたつもりでした

通勤電車に乗り始めて本当にすぐの事でした

満員電車なので電車がカーブしたりスピードを上げたり落としたりする度に圧迫されることも多かったので

最初はそれかと思っていました

ブラ、ブラウス。上着の上からであり手を押しつけられただけなら見ていなければ何かが当たったくらいにしか思いませんよね？

お尻への圧迫感も誰かの持っている鞄か本だろうと思っていました

違和感はまずお尻から来ました

鞄だと思っていたものが変な感じに動きます

（え？なに？）

上下に動いていたそれがだんだんと右側のお尻を円を書くように這い廻り始めました

（え？え？何これ！痴漢？）

気付いたもののどうしていいか分からず焦るばかりです。

声を上げるなんて当時の私に出来る訳もなく満員電車の中で逃げることも叶わず

されるがままです。

大井町を出発して田町あたりから始まった痴漢は浜松町から新橋で私がドアから転がり落ちるように電車から降りるまで続きました

電車から降りようとして人並みに流される瞬間

ギュッとお尻を鷲掴みにされたのを覚えています

それからほとんど毎日のように痴漢に遭い続けました

最初は電車に乗ってしばらくしてから伸びてきていた手は

そのうち電車に乗った瞬間から私に伸びるようになってきました。

お尻を撫でて揉むだけだった手も

だんだんお尻の割れ目にそって下から指で撫で上げたりお尻の穴の部分に指を押しこむようにして来るようになりました

田町まではお尻を

浜松町までは胸を

その後新橋までは気に行った方を

というように執拗に弄られます

胸の方も撫でさすられるだけだった日から

だんだんと乳房を握りこまれたり

服の上から恐怖に硬くなった乳首を摘ままれたりし始めました

これは付け加えておきますが、決して感じて乳首が立っていたわけではありません

恐怖で乳首って立つんですよね

鳥肌と同じようなものだと思ってもらえればいいと思います

週ごとにエスカレートしていくような気がしていました

何故なら金曜日になると新橋の駅を私が降りる時に

まるで

「行って来い。また来週な」

とでも言われるように軽くお尻を叩かれていたからです

土日は勿論通勤の電車には乗りませんし

月曜日に電車に乗った瞬間から触られます

電車を1本遅らせた時も同じでした

悩んだ私は電車を遅らせることを思いつきましたが

それでものった瞬間に手は伸びてきました

自分の顔を覚えられているんだと確信した時は恐怖でした

乗る駅も知られている

降りる駅も知られている

会社に行く電車ならまだしも会社から帰るときに後をつけられていたら

もしかしたら寮をしられているのかもしれない

寮は大井町の駅からほんの10分程のところにあり

まさかその時まで後をつけられるなんて考えたこともありませんでした

ワンルームの女性専用マンションを会社が何戸か借りており管理人さんが居ても門限があるわけでもなく出入りは自由でした

管理人さんが居ないときに入ってこられたら…

想像は悪い方へ悪いほうへと進みます

私はとにかく痴漢を刺激しないようにと考え

毎朝の十数分を目を閉じてうつむき堪えてきました

ある日突然手首を掴まれ痴漢に導かれた私の指先に触れたのが

痴漢のいきり立った股間だというのが分かり

私は慌てて手を引っ込めました

痴漢は再度私の手を自分の股間へ持っていこうとします

手の押し問答みたいになりましたが

掴まれた手首がどんどん痛くなるので私は力を抜いてしまいました

痴漢は大きくなった股間をひとしきり私の手の甲で撫でさせると股間を私のお尻に押しつけてきました

（気持ち悪いきもちわるいキモチワルイ…）

涙が溢れてきました

それでも新橋に着くまでの辛抱だと思い下を向いて堪えるだけでした

痴漢はどんどんエスカレートしていきました

スカートからブラウスを引っ張り出してブラウスの下から手を入れてきます

ブラジャーに当たるとブラジャーを引っ張り下ろし乳房を荒々しく揉みます

その頃の私の乳首はいわゆる陥没乳首で普段は乳輪の中に入ってしまっています

顔を出しても酷く小さなその乳首を

恐怖で立っているときはこねたり摘まんだりし

陥没しているときは苛立ったように何度も摘まんで引っ張り出して弄るというのを繰り返されるようになりました

今思えば痴漢は私が感じているのだと思っていたと思います

抵抗するでもなく、何か新しい事をしようとすると無言の抵抗するものの結局は自分の思い通りになる

大声を上げる訳でもなく振りほどく訳でもない

お互い納得のプレイだと思っていたかもしれません

そうでなければあんなことは起こらなかったでしょうから…

痴漢の手はスカートのホックやパンツのボタンを外しショーツの上から前の方を愛撫するようになっていました

新橋駅を降りて痴漢から逃げるように毎日駅のトイレまで走っていた私は

スカートのホックやファスナー、パンツのボタンやファスナーを下されたままではスカートやパンツが落ちそうで

かといってトイレまではホックやボタンをつけ直すことも恥ずかしくて出来ず、お尻の途中まで下されたストッキングを直すことも出来ず何とか駅のトイレまでそろそろと歩きます

トイレで男に触られた場所を濡れティッシュで拭いて

下着やストッキング、パンツやスカートを直しながら恥ずかしさに暫く泣いていたことも多々ありました

それでも私は顔を上げて振り向いて痴漢を見る勇気もなく

大声を上げ告発する勇気もなく

誰かに助けを求めることも出来ませんでした

ただただ怖くて新橋に着くまでのほんの十数分がいつも永遠の責め苦のように感じていました

それどころか、あまつさえ、私はパンツをはかなくなっていました

ストッキングも穿かなくなっていました

ホックやボタンの付いているスカートではなくウエストがゴムの痴漢が手を入れやすいスカートばかりを穿くようになったのでした

本当に言い訳でも何でもなく

ただただ電車から降りてスカートやパンツを不自然に押さえながらトイレに行くのが死ぬほど恥ずかしかったことと

お尻の下辺りで丸められたストッキングが歩くたびに少しずつ降りてきて

それを誰かに気付かれたらと思うともう死にたい程の気持ちだったからです

ストッキングやボタンやホックを気にしないで

早く駅のトイレに駆け込むためにはそうするしか仕方ないと思い込んでしまっていました

本当に今思えばなのですが

痴漢にしてみれば私が喜んでいたようにとれたと思います

毎日生足にボタンやホック、ファスナーを下す手間を省くようなウエストゴムのスカート

まるで痴漢の為に私がそんな恰好をしたと思われたかもしれません

障害物に裂く時間が短くり、私が積極的に協力していると思ったであろう痴漢は更にエスカレートしていくばかりでした

②に続くぅ～♪

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