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2013.02/06 [Wed]
ラブホテルでのお話し ②
- ジャンル:[アダルト]
- テーマ:[えっちな体験談・告白]
『ラブホテルでのお話し ①』
ホテルの部屋は2間続きになっていて2間とも和室でした
1部屋には掘炬燵のようなテーブルで本当に冬には炬燵にするそうです
押し入れのような所には冷蔵庫が入っており、棚には無料のお茶や珈琲やポット等を置くという事でした
浴室は広くて赤い浴槽が何ともラブホテル系な感じでした
照明もいかにも彼の好みそうな色合いです
2間続きの襖の奥には良く変な小説やTVにあるような料亭の襖を開けたら…
という感じの寝室になっていました
畳より1段高い所に更に畳があり、その真ん中に紫色のロータイプのベッドに
紫色の和風のお布団という感じでしょうか
「趣味悪い…」
思わず呟いた私に
「平安時代の紫は高貴な色なんだぞ」
と彼は自慢げに言います
「殿と側室の部屋って感じで大奥っぽくて良いだろ?」
ご満悦の彼に少しムッときます
「誰が殿?」
と聞くと
「俺」
「誰が側室?」
と聞くと
「美夜」
私を指さします
「側室じゃないし。しかも殿と側室の部屋なんてないし、光源氏は殿じゃないし、そもそも美夜とか登場しないし、大奥は平安時代じゃないし、ホントあんたって…」
馬鹿と言いかけた私を彼が急に抱きしめてきました
「ポンポンポンポン馬鹿馬鹿言うな…」
身長差が40センチ近くある彼はいつも冗談でチークを踊る時やデュエットをする時にふざけて私の頭に顎を乗せてきます
「今日は黙っててくれ、いや、黙らなくて良いから憎まれ口叩かないでくれ」
彼は私の髪に顔を埋め
「今夜しかないなら良い想い出にさせてくれ。頼むから」
と腕に力を入れてきます
心中する不倫カップルでもあるまいし…
彼の頭の中には失楽園のワンシーンでもあったのか
と言っても、その頃はまだ失楽園は発売されてなかったと思いますが…
掘り炬燵は広くそのテーブルには彼が知り合いの料理人に作らせたという料理があり、ワインクーラーにはワインがあり花まで飾ってありました
まるでデート気分の彼に彼の良いように付き合ってなし崩しにこのまま愛人だとかいうのは冗談ではなかったし
料理にしてもワインにしても花にしても彼が彼のセンスで飾ったものや盛りつけたものではない事が明らかで
彼がここに私である事は分からないにしても女性を連れてくる事を色んな人に知られていてそれを隠すつもりもない傲慢さにも腹が立ちました
その頃まだ26,7だった私は経験も浅く
妻子ある人と不倫など全く考えられず
浮気をする男性というのに偏見を持っていましたし、もし浮気をするなら奥さんには絶対にばれない様にするべきだとも思っていたので
彼の不用心さとその相手が自分である事、自分の庭だけのお山の大将で居ればいい彼が私の領域に踏み込んで私を巻き込み好き勝手している事にも、そしてそれを許した自分にも今更ながら腹が立ち、また後悔もしていました
「ご飯とかいらないし」
彼が怒るのは分かっていましたが言わずにはいられませんでした
「恋人ごっこがしたいなら最初から間違ってるし。まともに口説かれた事もなくて自分がやらせろって言っといて、何今更良い人ぶって取り繕ってる訳?良い思いでにしたいんなら今帰る方がよっぽど良いんじゃないの?」
言った途端ベッドに突き飛ばされていました
突き飛ばされるのは分かっていましたし張り手の1つくらいは来るのを覚悟していた分突き飛ばされただけで良かったと言えるかもしれません
「何でわからんねや」
彼はベッドの上に倒れた私の上に馬乗りになり髪を掴んで私を彼の方に向かせます
「頼むから怒らせるなや。酷い事はしたくないねん。俺の物になれって…大事にしたるから。な?美夜」
そう言いながら私の首筋に顔を埋めてきます
スーツのボタンが外されブラウスのボタンにも手がかかります
「…物が欲しければダッチワイフでも買えば?帰りたいんだけど」
私の言った言葉に彼の指が一瞬止まりました
「なら帰れない様にしてやるさ」
言った途端、馬乗りのまま身体を起こした彼が両手で胸元に手を掛けブラウスを引き裂きました
飛び散るボタンの1つが私の顔に当たり彼がブラを引き下げた時に片方の肩ひもが千切れてしまいました
彼を押しのけようとした私の腕はまとめられ私の頭の上で彼の左手1つに貼り付けられています
服を脱がすという行為はなく愛撫するために引きちぎられた服や下着が身体のあちこちに引っかかっています
彼が私の胸や首筋を荒々しく噛みつくように愛撫し、彼の息が荒くなればなるほど私は冷めていました
190センチ近い大男の彼が150センチそこそこの私にこんなに必死になっている
私の両手首など彼が片手でまとめてしまえるほどで、どんなに力を入れても動かない手も馬乗りになられて動かない身体もちっぽけなのにそれを本気で壊そうとするかのように自分の気持ちと力だけをぶつけてくる彼は私にとって、とても滑稽に写りました
強引で自分勝手で子供みたいで我儘だけれど楽しくて優しいところもあると思っていた彼への好意がすっと私の中で消えたような気がしました
彼の手がスカートのボタンを外しスカートと下着をはぎ取っていくのもなんだか人ごとのような気がしていました
両手は解放されていましたし馬乗りにもなられていませんでしたが抵抗するのも動くのも面倒になりさっさと終わればいいのにとぼんやりと思っていました
「美夜…美夜…」
彼の唇と指や手が私の全身を這い回ります
「美夜…」
『美夜美夜煩いんだけど』
口を開けばそう言いそうでした
暫くして彼は愛撫を止めると私を起こし
腕に引っかかっていたスーツを脱がせ
手首に引っかかっていたブラウスのボタンを外しブラを外し
かけ布団をめくると私をベッドに寝かせ布団をかけると自分はベッドの縁に座りました
「なあ。何でそんなん怒ってんの?」
彼がわたしを覗きこみます
「嫌われるのは嫌やねん。好かれたいとは思わんけどいや思うけど美夜のそんなんは嫌や。帰りたいなら送るからもう2度と店にも行けんようにもなるのも嫌やし、俺の悪いとこ教えたってぇな」
帰るなら送るってこの格好でどうやって?とは思いましたが私は彼に不自然な体制ながら自分の思っている事を話しだしました
彼は今までになく、というより今まで人の話など聞いた事がない彼が私の言う事を真面目に聞いて、時々頷いているのが不思議と言えば不思議でした
私が話終わると彼が
「美夜。美夜が今度から俺を呼ぶ時は漢字の馬鹿で良いわ。おい馬鹿って呼んで良い」
と言うのに私は思わず笑ってしまいました
10歳も年上の彼が弟のように危なっかしくて
私の『恋愛感情欠陥症候群』はかなり前からなので恋愛感情などではないのは確かで
勿論友人などというのではなく
それでも只のお店のお客様というのでもなく何故か肉親のような気がしていたような気もします
私の好意と彼の違った種類の好意がお互いの好意を勘違いしてこうなったのかもしれません
それとも彼のその大きな体と態度がいつも大型犬みたいだなと思っていたのでそっちなのかなと人間様に対してかなり失礼な事を思ったりもしていました
私が笑った事で大型犬は勇気を得たようで
「俺美夜の前ではずっと反省してるわ。」
と言い、
「もう愛人とか恋人とかセフレとか言わへんから可哀想な俺を慰めてぇな」
と私の頬に手を置いてきました
結局それかよ
という感じでもありましたが私は彼のキスを受け入れました
その後の大型犬は、ジャレるようなキスをしてジャレるようなセックスをして
腹が減ったと言えば用意してあった料理をガツガツと食べ、腹いっぱいになったと言ってはウトウトしている私の寝込みを襲い、また腹が減ったと言ってはガツガツ食べて2人分でも多い食事を殆ど1人で食べてしまい、また私にジャレてくる
という風に約束の時間まで楽しく過ごしていたようです
「コンドーム6個やとやっぱり足りなかったな」
と言う彼に私が
「馬鹿ザルッ!」
と言ったのは言うまでもありません
その後彼は1度も誘ってくる事もありませんでしたし、勿論私が誘う事もありませんでした
少し親しいお客様のままでした。
何故かというとこの話にはオチがありまして
ある日彼が珍しく早い時間に来て神妙な顔をして
「この店○○さんが美夜に出資してるってホントなのか?」
と聞きました
○○さんというのは私の父の事で、勿論私の苗字でもあるのですが、ここが父の出資で私が父の愛人であるという噂がまことしやかに流れているのは知っていました
彼が今頃聞いたのが意外なくらいです
「そう言えば今度一緒に仕事するんだってね」
つい先日父から実家で聞いた話を彼にすると
「何で知っとるん。美夜やっぱり○○さんの愛人やったんや…」
と彼がしんみりと呟いたのを私は否定はしませんでした
父の親しい友人や仕事関係の人とは良く親子でゴルフのお付き合いをしたり
父の誘われる忘年会や飲み会なんかにも結構一緒に行っていて
私が娘だと知っている方も大勢いましたし愛人だと思ってる方も居ただろうなと思うのですが
父も勿論私が愛人だと言われているというのは耳に入っていたらしく知ってはいましたが
「娘に店を出してやる親バカと思われるよりはションベン臭い小娘を愛人にしてると思われてる方がお前の虫よけにもなるし良いだろう」
と敢えて否定もせずその理由を虫よけだと良く言っていて
「娘を愛人だと思われて喜んでいるなんてみっともない」
と真面目な母からは頻繁に怒られていましたが…
また後日彼が飲みに来てくれた時に
仕事の打ち合わせで父と会った時父から
「娘の店に良く行ってくれてるみたいだね」
と言われたらしく愛人ではなくて娘だとバレてしまったみたいで
「俺ホント美夜を愛人にしなくて良かったわ。沈められとったな」
と大袈裟な事を言うのを聞いて
「人の親をヤクザみたいに言わないでくれる?」
という感じだったのですが
次の日父に何故彼に私が娘だと言ったのか聞いたところ
「あいつが妻子持ちのくせにお前の話ばかりするから釘刺しといた」
と言われまして
ダディ、釘刺すの少し遅かったわぁ~
と父には言えない私だったのでした♪
ホテルの部屋は2間続きになっていて2間とも和室でした
1部屋には掘炬燵のようなテーブルで本当に冬には炬燵にするそうです
押し入れのような所には冷蔵庫が入っており、棚には無料のお茶や珈琲やポット等を置くという事でした
浴室は広くて赤い浴槽が何ともラブホテル系な感じでした
照明もいかにも彼の好みそうな色合いです
2間続きの襖の奥には良く変な小説やTVにあるような料亭の襖を開けたら…
という感じの寝室になっていました
畳より1段高い所に更に畳があり、その真ん中に紫色のロータイプのベッドに
紫色の和風のお布団という感じでしょうか
「趣味悪い…」
思わず呟いた私に
「平安時代の紫は高貴な色なんだぞ」
と彼は自慢げに言います
「殿と側室の部屋って感じで大奥っぽくて良いだろ?」
ご満悦の彼に少しムッときます
「誰が殿?」
と聞くと
「俺」
「誰が側室?」
と聞くと
「美夜」
私を指さします
「側室じゃないし。しかも殿と側室の部屋なんてないし、光源氏は殿じゃないし、そもそも美夜とか登場しないし、大奥は平安時代じゃないし、ホントあんたって…」
馬鹿と言いかけた私を彼が急に抱きしめてきました
「ポンポンポンポン馬鹿馬鹿言うな…」
身長差が40センチ近くある彼はいつも冗談でチークを踊る時やデュエットをする時にふざけて私の頭に顎を乗せてきます
「今日は黙っててくれ、いや、黙らなくて良いから憎まれ口叩かないでくれ」
彼は私の髪に顔を埋め
「今夜しかないなら良い想い出にさせてくれ。頼むから」
と腕に力を入れてきます
心中する不倫カップルでもあるまいし…
彼の頭の中には失楽園のワンシーンでもあったのか
と言っても、その頃はまだ失楽園は発売されてなかったと思いますが…
掘り炬燵は広くそのテーブルには彼が知り合いの料理人に作らせたという料理があり、ワインクーラーにはワインがあり花まで飾ってありました
まるでデート気分の彼に彼の良いように付き合ってなし崩しにこのまま愛人だとかいうのは冗談ではなかったし
料理にしてもワインにしても花にしても彼が彼のセンスで飾ったものや盛りつけたものではない事が明らかで
彼がここに私である事は分からないにしても女性を連れてくる事を色んな人に知られていてそれを隠すつもりもない傲慢さにも腹が立ちました
その頃まだ26,7だった私は経験も浅く
妻子ある人と不倫など全く考えられず
浮気をする男性というのに偏見を持っていましたし、もし浮気をするなら奥さんには絶対にばれない様にするべきだとも思っていたので
彼の不用心さとその相手が自分である事、自分の庭だけのお山の大将で居ればいい彼が私の領域に踏み込んで私を巻き込み好き勝手している事にも、そしてそれを許した自分にも今更ながら腹が立ち、また後悔もしていました
「ご飯とかいらないし」
彼が怒るのは分かっていましたが言わずにはいられませんでした
「恋人ごっこがしたいなら最初から間違ってるし。まともに口説かれた事もなくて自分がやらせろって言っといて、何今更良い人ぶって取り繕ってる訳?良い思いでにしたいんなら今帰る方がよっぽど良いんじゃないの?」
言った途端ベッドに突き飛ばされていました
突き飛ばされるのは分かっていましたし張り手の1つくらいは来るのを覚悟していた分突き飛ばされただけで良かったと言えるかもしれません
「何でわからんねや」
彼はベッドの上に倒れた私の上に馬乗りになり髪を掴んで私を彼の方に向かせます
「頼むから怒らせるなや。酷い事はしたくないねん。俺の物になれって…大事にしたるから。な?美夜」
そう言いながら私の首筋に顔を埋めてきます
スーツのボタンが外されブラウスのボタンにも手がかかります
「…物が欲しければダッチワイフでも買えば?帰りたいんだけど」
私の言った言葉に彼の指が一瞬止まりました
「なら帰れない様にしてやるさ」
言った途端、馬乗りのまま身体を起こした彼が両手で胸元に手を掛けブラウスを引き裂きました
飛び散るボタンの1つが私の顔に当たり彼がブラを引き下げた時に片方の肩ひもが千切れてしまいました
彼を押しのけようとした私の腕はまとめられ私の頭の上で彼の左手1つに貼り付けられています
服を脱がすという行為はなく愛撫するために引きちぎられた服や下着が身体のあちこちに引っかかっています
彼が私の胸や首筋を荒々しく噛みつくように愛撫し、彼の息が荒くなればなるほど私は冷めていました
190センチ近い大男の彼が150センチそこそこの私にこんなに必死になっている
私の両手首など彼が片手でまとめてしまえるほどで、どんなに力を入れても動かない手も馬乗りになられて動かない身体もちっぽけなのにそれを本気で壊そうとするかのように自分の気持ちと力だけをぶつけてくる彼は私にとって、とても滑稽に写りました
強引で自分勝手で子供みたいで我儘だけれど楽しくて優しいところもあると思っていた彼への好意がすっと私の中で消えたような気がしました
彼の手がスカートのボタンを外しスカートと下着をはぎ取っていくのもなんだか人ごとのような気がしていました
両手は解放されていましたし馬乗りにもなられていませんでしたが抵抗するのも動くのも面倒になりさっさと終わればいいのにとぼんやりと思っていました
「美夜…美夜…」
彼の唇と指や手が私の全身を這い回ります
「美夜…」
『美夜美夜煩いんだけど』
口を開けばそう言いそうでした
暫くして彼は愛撫を止めると私を起こし
腕に引っかかっていたスーツを脱がせ
手首に引っかかっていたブラウスのボタンを外しブラを外し
かけ布団をめくると私をベッドに寝かせ布団をかけると自分はベッドの縁に座りました
「なあ。何でそんなん怒ってんの?」
彼がわたしを覗きこみます
「嫌われるのは嫌やねん。好かれたいとは思わんけどいや思うけど美夜のそんなんは嫌や。帰りたいなら送るからもう2度と店にも行けんようにもなるのも嫌やし、俺の悪いとこ教えたってぇな」
帰るなら送るってこの格好でどうやって?とは思いましたが私は彼に不自然な体制ながら自分の思っている事を話しだしました
彼は今までになく、というより今まで人の話など聞いた事がない彼が私の言う事を真面目に聞いて、時々頷いているのが不思議と言えば不思議でした
私が話終わると彼が
「美夜。美夜が今度から俺を呼ぶ時は漢字の馬鹿で良いわ。おい馬鹿って呼んで良い」
と言うのに私は思わず笑ってしまいました
10歳も年上の彼が弟のように危なっかしくて
私の『恋愛感情欠陥症候群』はかなり前からなので恋愛感情などではないのは確かで
勿論友人などというのではなく
それでも只のお店のお客様というのでもなく何故か肉親のような気がしていたような気もします
私の好意と彼の違った種類の好意がお互いの好意を勘違いしてこうなったのかもしれません
それとも彼のその大きな体と態度がいつも大型犬みたいだなと思っていたのでそっちなのかなと人間様に対してかなり失礼な事を思ったりもしていました
私が笑った事で大型犬は勇気を得たようで
「俺美夜の前ではずっと反省してるわ。」
と言い、
「もう愛人とか恋人とかセフレとか言わへんから可哀想な俺を慰めてぇな」
と私の頬に手を置いてきました
結局それかよ
という感じでもありましたが私は彼のキスを受け入れました
その後の大型犬は、ジャレるようなキスをしてジャレるようなセックスをして
腹が減ったと言えば用意してあった料理をガツガツと食べ、腹いっぱいになったと言ってはウトウトしている私の寝込みを襲い、また腹が減ったと言ってはガツガツ食べて2人分でも多い食事を殆ど1人で食べてしまい、また私にジャレてくる
という風に約束の時間まで楽しく過ごしていたようです
「コンドーム6個やとやっぱり足りなかったな」
と言う彼に私が
「馬鹿ザルッ!」
と言ったのは言うまでもありません
その後彼は1度も誘ってくる事もありませんでしたし、勿論私が誘う事もありませんでした
少し親しいお客様のままでした。
何故かというとこの話にはオチがありまして
ある日彼が珍しく早い時間に来て神妙な顔をして
「この店○○さんが美夜に出資してるってホントなのか?」
と聞きました
○○さんというのは私の父の事で、勿論私の苗字でもあるのですが、ここが父の出資で私が父の愛人であるという噂がまことしやかに流れているのは知っていました
彼が今頃聞いたのが意外なくらいです
「そう言えば今度一緒に仕事するんだってね」
つい先日父から実家で聞いた話を彼にすると
「何で知っとるん。美夜やっぱり○○さんの愛人やったんや…」
と彼がしんみりと呟いたのを私は否定はしませんでした
父の親しい友人や仕事関係の人とは良く親子でゴルフのお付き合いをしたり
父の誘われる忘年会や飲み会なんかにも結構一緒に行っていて
私が娘だと知っている方も大勢いましたし愛人だと思ってる方も居ただろうなと思うのですが
父も勿論私が愛人だと言われているというのは耳に入っていたらしく知ってはいましたが
「娘に店を出してやる親バカと思われるよりはションベン臭い小娘を愛人にしてると思われてる方がお前の虫よけにもなるし良いだろう」
と敢えて否定もせずその理由を虫よけだと良く言っていて
「娘を愛人だと思われて喜んでいるなんてみっともない」
と真面目な母からは頻繁に怒られていましたが…
また後日彼が飲みに来てくれた時に
仕事の打ち合わせで父と会った時父から
「娘の店に良く行ってくれてるみたいだね」
と言われたらしく愛人ではなくて娘だとバレてしまったみたいで
「俺ホント美夜を愛人にしなくて良かったわ。沈められとったな」
と大袈裟な事を言うのを聞いて
「人の親をヤクザみたいに言わないでくれる?」
という感じだったのですが
次の日父に何故彼に私が娘だと言ったのか聞いたところ
「あいつが妻子持ちのくせにお前の話ばかりするから釘刺しといた」
と言われまして
ダディ、釘刺すの少し遅かったわぁ~
と父には言えない私だったのでした♪
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