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私の愉しみと内緒のお話し

私にとってはホントにただの日記デス。でも日常的にエロ事が有り得るためアダルトです。書く事も、言う事も、やる事も概ね全てアダルトですのでエロが苦手な方は気を付けて下さいませね♪希望はMですが気は強いです。誰にでも従順ではありません。主意外には絶対様とか付けない位の我侭ですが普通に友人として絡んでいただければ幸いです

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ラブホテルでのお話し ①

『駐車場でのお話し』

駐車場での事があってからも彼は今までと変わらず大勢でお店に来ていましたが

それとは別に、時々1人で来るようにもなりました

多い時には大勢で2日、1人で3日来るという週もあり

1人の時はカウンターに座って飲みながらデュエットしようとか踊ろうと言っては私をカウンターの外に引っ張り出していました

女の子たちとお客様がチークを踊っている時に誘われると嫌とは言えないので相手をする事になります

私が彼に怒っていて彼を嫌いだったかというとそうではなく、彼のある意味くったくのない悪びれないところには好感を持っていました

と言って駐車場に連れ出されるのはスーツも駄目になるし後始末も大変だしご近所さんの目がもしあれば…

という事もありましたが何より彼とまた…という気持ちもなかったので

彼が来ている時は彼を先に帰すまで女の子たちも帰さず2人きりにならないようにしていました

バブルの頃で父が自営だったこともあり、彼の会社が飛ぶ鳥を落とす勢いだという話も聞いていたので

接待費を使ってもらう分には良いお客様ではありました

ある日彼に誘われてチークを踊っていました

相変わらずの彼は

「美夜のオッパイ当たって気持ち良い~」とか「なあ、もう1回しようや」とか「やりてぇ~。やらして」

などと吹き出すような事を囁いてきます

「ばっかじゃないの。」とか「スーツ1枚駄目になったんだからヤダ」

等と私も何度となく繰り返された冗談で返します

「じゃあお詫びにスーツ買ってやるからさ。2回目の分も2枚買うからその後ホテル行こう」

彼ももう何度聞いたか分からない台詞を繰り返します

「嫌だ。結局破ろうとか思ってそうだもん」

冗談とも本気ともつかない彼とのやり取りをそれなりに楽しんでいた部分もありました

もっと早いうちにきっぱりと断っていれば多分何事もなく終われていた関係だったと思います

ある日父から彼のところがラブホテルを2件買ったという話を聞きました

平屋で部屋と部屋との間に駐車場のあるモーテルタイプとビルのタイプで

売りに出ると言う話は父も知っていたらしいのですが

若いのにやり手だという彼の話を父がするのを聞いて

お店では馬鹿ばかり言っている彼と父の言うやり手の彼がどうしても私のイメージの中で重なりあわなかったのを覚えています

それからしばらくして彼がまた従業員の人たちと飲みに来た時

女の子たちとそのホテルの話になったらしく

改装も終わり翌月からオープンする事になったと乾杯していました。

「ママ、ママ、ママの部屋があるんだって」

たまたまお客様は彼のグループだけでボックスに付いていた女の子もカウンターの中に居た私を手招きします

「なにそれ」

私がカウンターの中から聞くとモーテルタイプには部屋が14戸あり、元々大奥風の和室タイプの部屋ばかりだったそこには源氏物語風に『夕鶴』『空蝉』などと号数ではなく名前がついていたらしいのですが

彼がそこの1つを美夜にしたという話で盛り上がっていたところでした

「美しい夜。何ともエロくていいやろ」

エセ関西弁のいつもの口調でボックス席の真中から彼が大声で言いました

「ほんっと馬鹿じゃないの?」

彼を馬鹿扱いするのは2人でチークを踊っている時の会話の中だけで一応『社長さん』と呼んでそれなりに持ち上げていたのですが

その時はつい口から出てしまいました

「ママ照れてるよ」

と彼の会社のスタッフが言い女の子たちも一緒に笑います

そのまま暫くはワイワイとホテルの話で盛り上がっていたようでした

彼がカウンターに来て椅子の1つに腰をおろしました

「なあ、美夜の部屋みに行こうや。見せたいねん。俺プロデュースやで」

彼が内側に乗り出して小声で囁いてきます

「ほんっと脳味噌沸いてんじゃないの?営業妨害だから辞めてくれる?まるで私が愛人みたいじゃない」

私の声が少し尖ります

「愛人良いねぇ。愛人になってまおうや。大事にするからさ」

13センチのヒールを脱いで殴ってやろうかと思うほど彼は相変わらずのエセ関西弁と標準語が混ざったような独特の言い回しで平気な顔をしています

「なりません」

という私に

「今なら愛人おらんし、来年になったら3番目位になるかもしれんで?美夜が愛人になったら愛人はずっと美夜だけで良いんだけどね」

と本当に口の減らない軽い男にいい加減にしてと口を開こうとした時

「愛人無理なら1回で良い。1回だけやらしてくれたら部屋の名前も変えるしもう誘わん」

不意に真剣な顔をした彼が居ました

「冗談で済まんのや。」

「勝手に付けた名前を消すのに私に条件持ちかけるのはおかしいでしょ?」

ああ言えばこう言うのは昔からの私の癖なので私も負けずに言い返しましたが

私は今更ながらしまったという気持ちになっていました

単なる言葉遊びで済ませてしまうには少し引っ張りすぎたのだと思い当あたりました

もう2度とその話はしないで。と早い段階で彼に釘を刺しておくべきだったと後悔しましたが少し遅かったようで

「拉致るで」

彼の眼差しと言葉に私の言葉が詰まります

「美夜が嫌でもなんでも俺は美夜とやりたいねん。あんまり駄々こねたら今この場で拉致る」

人を聞き分けのない子供扱いしないで。とか駄々こねてるのはどっちよ

とは言える雰囲気ではありませんでした

見るとボックス席では女の子と彼の従業員がデュエットをしたりジルバを踊ったりしていてこちらを気にしていない様子なのが救いと言えば救いでした

「1回で良い。それで諦める。今まで通りみんな連れて客として通う。1人では来ない。部屋の名前も変える。日にちも時間も美夜に合わせる。こっちの譲歩はこれだけや。嫌なら今この場で外に引きずり出す」

一気にまくしたてる彼に

「あの時はああいう状況であんなことになったから印象に残ってるだけだって」

私は小声で答えます

「特別な状況と場所だったから凄く良かったように感じるかもしれないけど普通にしたら普通だって」

もっと早く言っておくべき言葉を今更言っても彼は聞く耳を持ちませんでした

「だからそれを確かめたいねん。」

彼の手がカウンターに乗せていた私の手を掴みました

かろうじて悲鳴を堪える程の力でした

握力が50だか60だかとお店の女の子たちに言っていたのを思い出します

「俺は犯罪者になってもええねん。美夜が駄々こねるなら、今ここ乗り越えてええんやな?」

どうぞ。と言っていたら彼が乗り越えたのか乗り越えなかったのかは分かりません

あとで彼に聞いた時には『ジェントルマンな俺がそんな事するわけないやん』と笑っていました

私も彼の事を絶対嫌だと思っていたら多分折れなかったのだろうと思います

駐車場で、確かに感じていたのは事実でしたし彼も私が受け入れていたのを知っていました

愛人だとか子供じゃないんだからとか大人の関係でとか、そういう事を言われるのは大嫌いでしたが

ただお前とやりたい。拉致してでもやりたい

というストレートな言い方にドキッとしたのも事実でした

父が彼はやり手だよと言っていたのをこんな時にふと思い出し仕事でもこの人はこんなに強引なのだろうか

と思ったのも覚えています

「自分の方が駄々っ子じゃない」

私は思わず笑っていました

彼に痛いほど掴まれていた手の色は紫色に変色しています

「オモチャ買ってくれって母親にねだる子どもと一緒だね」

と言う私に

「美夜をオモチャとは思ってない」

と彼

「来週の水曜日19時にここに飲まないで来て。お酒の力じゃなくてもそうしたいなら」

私はそれだけ言いました

彼の手の力が緩み急に通い出した血で手の甲が熱くなります

「美夜…好きだ」

「それは気持ち悪い」

私は彼の言葉を笑って返しました

「好きなら1回じゃ終わらないでしょ?続けたいのならしない。奥さんの居る人と続ける気はないから」

と続けます

暫く彼は何か考えている様子で、何か言いたげに俯いては居ましたが

「分かった」

と答えてボックス席の方に戻っていきました。

約束の前の日までに2度訪れた彼はしつこいくらいに約束の確認をしていました

もうそうなると私も緊張する訳でも拉致されるという雰囲気もなくなり

ハイハイという感じで彼の約束に頷いていた気がします

これも後になってですが彼にこの時の話をすると『あの時はきっと何か悪霊がとり憑いてたんやな』と罰が悪そうに笑っていました。

そして当日19時に迎えにやってきた彼の車に乗ると行き先が本当に彼の買ったというモーテルタイプのホテルである事に驚きと彼の不用意さに腹が立ってきます

「ホント馬鹿でしょ。奥さんだってここ買ったの知ってるし、ここの従業員の人だってあなたの事しってるでしょ?あなたが1番女連れてきたらマズイ所でしょ?しかもオープン前なんてもう…」

「どうしても美夜に見せたかったんだ。」

尚も続けようとした私を彼は遮ります

「お前ずっと馬鹿馬鹿って言ってるけど俺だって分かってるよ」

不貞腐れる彼にあきれるしかない私

「ホントあなたより娘の方がよっぽど聞き分けが良い気がするわ。」

結局私は根負けして車を降り嬉しそうな彼に付いて車庫の車の後ろの方から直接入れる部屋に入る事になったのでした


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Author:美夜
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美夜っちのつぶやき

苦節数日…。やっとブログにTwitter来ました(笑)

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